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百鬼夜翔シナリオ「悪夢の棲む」

ベーシックな百鬼夜翔。
大昔作ったもの↓


◆シナリオの概要
 バロウズネットワークからの依頼を元に人間に悪意を持つ“狢”という妖怪について調査をする。
 横崎市内では子供の行方不明事件が多発しており、子供を食べるという狢の特性に一致する。
 被害の多い小学校の児童に尋ねると、行方不明になっていた子供たちは「織原屋敷」という怪談に夢中になっていた。この怪談は狢によって意図的に流された噂である。
 
 行方不明の子供たちを隠していたのは、織原志穂という人間の少女だ。志穂は病弱であったために友人がおらず、唯一うさぎの人形の妖怪であるホッペを友人としていた。父親の死をきっかけに、ホッペの隠れ里に引きこもった志穂だったが、耐え難い寂しさに苦しむことになる。
 この少女の存在に気付いた狢が、彼女をそそのかし、子供たちを志穂の友人として隠れ里に閉じ込めさせたのが事件の発端である。もちろん狢に善意はなく、志穂とホッペは完全に利用されているが、二人はまだそのことに気付いていない。

 PCはバロウズからの依頼をきっかけに、事件の解決を目指して調査を行うことになる。
 悪の根源である狢を倒すこと、
 隠れ里の主である志穂とホッペを説得するし子供たちを解放することが、シナリオの達成条件となる。


◆トレーラー
 横崎市内で起こる連続行方不明事件。
 14名の不明者を出して事件はなお未解決。子供ばかりがいなくなる事件に警察は手を焼いていた。事件の背後に妖怪の存在を感知したあしなが塾は、事件の調査を開始したが…。

◆シナリオ
 ~オープニングシーン~
 ある日の午後、PCたちはあしなが塾の談話室に、居てください。

*バロウズネットワークからの電話
 「もしもしバロウズですが…あしなが塾さんにお願いがあります。」
 ・“狢”と呼ばれる悪質な妖怪が塾のある横崎市に入ったという情報がある。
 ・“狢”は子供を食べる妖怪で、過去に何度か討伐の対象にされている。
 ・横崎市内で子供の行方不明事件が相次いでいる。関わりがないか調べてほしい。

~ミドルシーン~
○新聞やネットによる調査(調査・コンピュータ操作)
 ・横崎市内で子供の行方不明事件が相次いでいる。
 ・既に14名の不明者、殆どが小学生。
 ・小学生のうち多くは横崎某小学校。
 ・不明者に年齢以外の共通点はなし。
 ・2~3人のグループで遊びにいったまま戻ってこないというケースが多い。

○子供に噂話を聞く(反応修正・外交)
 ※塾の子供たちは学区域外なので、あまりよく知らない。
 ・学校から厳しく指導されていること。集団下校。
 ・某小学校の子供は、よく横崎中央西公園で遊んでいる。

○妖怪ネットワーク、妖怪知識などで狢について調査する
(闇社会・妖怪知識・図書館)
 ・狢というのは、狸の仲間らしい。
 ・今横崎に来ているのは、その狢とは直接的に関係はないらしい。
 ・幻影を使うらしい。
 ・基本的には、直接手を下したりせず、何かを利用して獲物を捕まえているらしい。

○横崎中央西公園へ行く。
 *2人組の女の子と、3人組男の子がいる。
 ・男の子たちは、懐中電灯などを持ち出している様子(視覚)
 ・行方不明事件について
 「怖いよね~。」
→殆ど知らない、いなくなった子達について聞くと(要判定)怪談について聞かせてくれる。
 「そういえば、あの子たち“怪談”にはまってたなぁ」
 「もしかしてホントに、ユーレイにつれてかれてたりして!」

○怪談“織原屋敷”について子供に聞く(外交、言いくるめ)
 ・市内に「織原屋敷」という幽霊屋敷がある。
 ・そこには「織原さん」という女の子の幽霊がいる。
 ・彼女は自分が死んだことに気がつかず、誰も居ない家の中で今も彷徨い続けている。
 ・「織原さん」は寂しがりやで、同じ年頃の友達を欲しがっている。
 ・だから「織原さん」の家へ行って、「織原さん、遊びましょう」というと、織原さんが現れて幽霊にされてしまう。
 ・「織原屋敷」は実在する。
→詳しく聞きだそうとしても、「どうせ立ち入り禁止にするんでしょ!」と場所は教えてくれない。
 PCの見た目が同じ年くらいならば、一緒に行こうと誘う。大人は同伴させない。

○子供たちを追跡する。(尾行)
 ・閑静な住宅街の中を子供たちは進んでいく。
 ・しばらくすると「織原」という表札のその家が見える。
 ・子供たちは中に入ってしまった様子。
 ・庭は荒れ、窓は曇り、少々真新しいものの子供が「幽霊屋敷」と呼ぶには相応しい雰囲気。

○庭を探索する。(探索)
 ・放置されてからそれほど時間は経っていない(一ヶ月くらい?)
 ・何人も子供が出入りした後がある。
 ・家の鍵は開いている。

○近所の人の話を聞く。
 ・織原という一家が住んでいた。父、母、娘の三人家族(?)。
 ・母親は半年ほど前に病気で亡くなったらしい。
 ・娘はあまり姿を見なかった。「娘さんいるらしいんだけどね」
 ・一ヶ月ほど前から父娘ともに姿を見ない。


~ミドルシーン~
○屋敷に入る。
 ・暗く湿っぽい雰囲気。
 ・一ヶ月程度放置されていそうな雰囲気。
 ・子供が土足で上がった後がある。(探索・追跡)
 ・3人家族、織原優一、織原恵、織原志穂。
 ・織原志穂が服用していたと思われる薬など(探索・知覚)

○二階を探索する。
 ・一箇所だけ開かない扉がある。
 *扉の前で「織原さん、遊びましょう」というと扉が開く。
→扉が開いた瞬間隠れ里へ強制送還…(全員)。

*織原家の二階に似た雰囲気の廊下に立っているPC。
 よく耳をすますと(聴覚判定)、奥から子供の笑い声が聞こえてくる。
 楽しそうな笑い声だ。

*次の瞬間PC全員に[妖術:記憶操作]がかけられる。
→ペナルティ-3、妖術抵抗±意志の強さ/弱さで抵抗。失敗したら「自分が何をしに来たのか」を忘れ遊びたくてしょうがない気分になる。
→一人でも抵抗したら、奥からホッペが登場。

*廊下の奥から、兎のぬいぐるみが歩いてくる。(妖怪だ!)
 敵対的な雰囲気の兎。
ホッペ:「君たち、何しにきたの?」
 →子供たちを連れ戻しに来た!と言ったら戦闘。→戦闘データへ。負けたら入り口に戻る
 →「遊びに来た」というと通してくれる。
ホッペ:「そっか、君たちも志穂と遊んでくれるんだね!僕はホッペ」
  
○ホッペについて奥の部屋へ行く。
 ・ホッペが健在でPCが妖怪状態になっていたら、人間状態になるように注意される。
  ホッペ:「その格好じゃ、みんな驚いちゃうかも…。」
*部屋には元気そうな、18名の子供たちがいる。
 ・子供たちは健康を害している様子はなく、楽しく思い思いに遊んでいる。
 →PCが妖怪状態だったら子供らが恐怖判定。恐慌状態に陥る。

 ホッペ:「さ、君たちも好きな遊びをしていいよ。何がしたい?」


○子供たちの様子を確認する。
 ・子供たちは自分たちが何故ここにいるのかを忘れている。
 ・家に帰りたいという気持ちがない。
 ・「ここはどこかと」尋ねると、「志穂ちゃんの家」と応える。


~クライマックス~
○織原志穂/ホッペと話す。
 ・織原志穂は人間の少女である。
 ・子供たちをここに繋いでいるのは、ホッペの力で志穂は関与していない。
 ・志穂もホッペも悪い事をしているという自覚があまりない。
 ・志穂は子供たちが心から望んでここにいると考えている。

志穂:「んーとね。狢さんが、お友達がいなくて寂しいなら、たくさん呼べばいいんだよって」
志穂:「狢さんがみんなを集めてくれたんだよ?」

*狢の登場、戦闘へ。
 ・不意に子供たちが意識を失って倒れ始める。志穂とホッペも倒れる。
 ・同時に入り口から“狢”登場。
 狢:「ダメですよ、私の獲物を勝手に取っちゃぁ。」
 →戦闘データ


*狢を倒しても“隠れ里”が解除されず、外に出られない。
 ○ホッペと志穂の説得。
  ・志穂は子供たちを解放することを拒否する。
  ・ホッペは志穂の失うことの出来ない友人である。
  ・志穂が子供たちを解放するのを嫌がるのは、寂しいからである。
  ・隠れ里の中では、志穂は健康を害することがない。
  ・ホッペは志穂が望むようにする。

志穂:「だって、ずるいよ! この子たちは家に帰れる、お父さんやお母さんが待ってる!学校にも行けるし、友達と外で好きなだけ遊べる!!」
志穂:「志穂はそうじゃない、どうして志穂だけ、寂しくて、辛い思いをしなきゃいけないの!?」
  →志穂を説得できたら、ホッペが隠れ里を解除、エンディングへ。


~エンディング~
*PCたちは気が付くと志穂の部屋に立っている。
 ・周囲には意識を失った子供たちと志穂が倒れている。
 ・ホッペは人形のように動かない(話かければ応える。

*子供たちの記憶の処理、事件の事後処理はバロウズに頼めばやってくれる。
 ・志穂の記憶を残すか否かはPC達が話し合って決める。
 ・志穂、ホッペは一時的にバロウズが預かることになる。


◆NPC他
・織原志穂
 人間の少女。10歳。
 半年前、母親と死別しており、父親は仕事中の事故で行方不明になっている。
 兄弟姉妹もなく、病弱で友人もいなかった。
 父親の失踪をきっかけに隠れ里/織原屋敷に引きこもる。自ら外に出る事は全くない。父親が自分を捨てたのだと信じて疑わず、父を恨み続けている。
 狢の言葉を信じ、寂しさをまぎらわす為に、ホッペが連れてきた同年代の子供と遊んでいた。

・ホッペ(うさぎのぬいぐるみ)
 志穂の友達が欲しいという思いから生まれた妖怪。
 元は志穂が大切にしていた兎のぬいぐるみ。
 隠れ里を維持し、志穂や拐ってきた子供達の身の周りの世話をしている。
 自分は志穂の家族であり、友人であると考えており、子供達を志穂の為に拐って来ていた。
 志穂の夢を具現化し自在に操る事ができる。
 人の記憶を書き換える力を持つ。志穂の意志に反する事は阻止しようとする。


・織原優一
 志穂の父親。考古学者。
 一ヶ月前の調査中に突然失踪、以後行方が知れない。実際は亡くなっている。
 近隣の住民との付き合いが薄かった。
 一年前に妻を亡くし、娘と二人で暮らしている。


・行方不明の子供達
 ホッペによって織原屋敷の近くにいた子供達が隠れ里に連れ込まれている。
 記憶を操作されて、自分達の生活や家族の事を忘れさせられている。


・織原屋敷
 織原家が住んでいた屋敷。
 周辺から今は誰も住んでいないと認知されている。
 志穂が隠れ里に入って以来、手入れがされておらず荒れ放題になっている。
 /ホッペの力で内部に隠れ里が作られている。入り口は志穂の部屋の扉。


・隠れ里/織原屋敷
 志穂の思いが作った隠れ里。この空間の主は志穂。
 志穂かホッペが退場を望まない限り、屋敷から出る事は出来ない。志穂に退場を強制させる力はない。
 入り口は志穂の部屋。

・狢
 志穂に取り入った妖怪。
 狡猾で子供を食糧とする。志穂に付近の子供を連れ込む事をそそのかした。
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テーマ : TRPG
ジャンル : ゲーム

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